2023年6月25日 孫六義幸さんを講師に 野のものの 天ぷらと掘りたて水窪じゃがたの講習会を開催しました |
初春のように フキノトウはありません、フキの葉を使いました。 ウコギは少し伸びています。 南北に長い水窪、まだ使える新芽を採取、用意することができ ました。 |
[野のもの] ゆきのした・タラの芽・やまぶどう・よもぎ・うこぎ・くず・ もみじ・しそ・わらび・うど・柿の葉・(紅しょうが) |
天ぷらのコツ |
◎油の温度は、衣の粒を入れてすぐ浮き上がって来たら適温 (180度くらい) |
◎ 衣を作るとき、水は少なく 太い箸か 指でつまむ感じ、 粉が残る程度に あまり良く かき混ぜないこと |
◎ ユキノシタなどは 葉の裏だけに衣をつけ 表には 衣を振りかける程度 |
◎ 深い鍋を使い たっぷりの油で揚げる |
◎ くずのような弦は丸めてリング状にして揚げると良い |
◎ 野のものは虫がついていることがあるのでよく洗う |
◎ 葉物はふき取るなど水気を切る |
◎ 材は大きく切る |
◎ 彩を添える飾り 仕上げの ほんのひと手間で、料理の見た目が劇的に変わる飾り 味もさることながら、料理はまず見た目も大事 |
(すえひろ) そうめんを5~7cmに切り根元を5mmくらいのノリで 束ねて揚げると自然に開いて(すえひろ)の形になる。 仕上げに 衣か梅酢を振りかけると花模様ができる。 |
(紅しょうが)彩には 紅しょうがもひと役 |
(さつまいもの桜)サツマイモを五角形に切り、丸みをつけて 刻みを入れて輪切りにすると桜ができた 実演を見せていただきました |
子供のころ食べた てんぷらはぼっとり厚く粉はうどん粉 塩・砂糖で 味がつけてありました。 揚げてくれた材料はさつま芋、なす、玉ねぎ、人参、ごぼうと畑で とれる位の物と記憶している。 と、参加者の話。 |
茹でて、蒸して 焼いて味噌・大根おろし 甘味噌和え・チーズ和え・たらこバター・黒ごま和え 揚げて ポテトチップス・フライドポテト 簡単油いため(参加者の提案):玉ねぎを入れ すき焼きの たれで味付け。味噌を隠し味に入れる。 |
水窪じゃがたとキタアカリの蒸したのと茹でたのを食べ比べて 頂きました 食べた感想は 水窪じゃがたはなんていうか全然違う・じゃがた自体に味がある。 味が詰まっている感じ。実がしまっている。甘みがある。 ねっとり。目が細かい。 キタアカリはざらい感じ。つぶしてサラダやコロッケには良さそう。 味噌をつけて食べたり つぶしてコロッケにしたりなど 用途に応じて使い分けるといい。 などと感想をいただきました。 |
※ みさくぼじゃがたの原種を維持するため 他の品種と 交流しないよう 他品種の近くに植えないように厳格な管理に協力を お願いしたいと思います。 |