粉食のゴッツォー(ご馳走)    郷土料理保存事業
     きびだんご  そばぼっとり  小豆のたてこ  そばがき
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 ◎きびだんご  5~6人分    
    材料 きび粉300グラム  湯300cc  塩少々  
   
①きび粉と塩少々  ②湯を注ぎ適当な硬さに練る 
   
③直径6~7cm、暑さ1~1.5cm円盤状にまとめる

ホイルに包みグリル弱~中火で10~15分焼く 
本来は囲炉裏で表面を炙ってから
熱い灰の中に入れてこんがり焼いた。
   
 
水窪では、トウモロコシのことを「きび」と言った。
水窪のきびだんごに使う「きび」は甘くない昔きび。
その完熟したきびをつるして乾燥 昔は石臼で粉に挽いた。

桃太郎に出てくるきびだんごは モチキビで作るので 水窪のキビ団子ではない。
団子というと 小さく丸めてくしに刺したイメージですが 水窪のは厳密には団子と言えないかも。
いろりで焼くとき火の通りが良いように薄くしたのでしょう。
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 ◎そばぼっとり  5~6人分    
    材料  そば粉500グラム   熱湯500cc   塩少々  
 
 そば粉を器に入れ、熱湯を注ぎ
適当な硬さになるよう丈夫な箸でよく練る 
 小さいボール状に丸める
 
 ホイルで包んで グリルで焼く 
本来は囲炉裏で表面を炙ってから
熱い灰の中に入れてこんがり焼いた。
     
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 ◎小豆のたてこ      
    材料  小豆のたて粉大さじ2   砂糖小さじ1~2   塩少々     
   
熱湯を加えながらとろとろになるように練る 
小豆の立て粉とは 小豆を炒ってから 
粉にしてある

塩は入れても入れなくてもよい 



 ◎そばがき      
    材料  そば粉半カップ   熱湯150cc     
   
器を温めておいてそば粉を入れる


 ぶくぶく沸騰している熱湯を加え、
丈夫な箸で素早くよく練る。
煮えると色が変わって粘りが出てくる
   
  湯がぬるかったり手際が悪いと
 粉が煮えない。
 その時は鍋に入れて熱を加える。
 生姜醤油や鰹節醤油等好みのものを
付けて食べる。
 (レンジでチンしてもいい)
 
※石臼 (いしうす)    
   
 たらいのような桶に臼を入れ
出てくる粉を受けた。
 臼の合わせ目には上下溝が掘ってあり
こすりあってつぶしていく
   
 利き腕で臼を回し 空いている手で 
穀物を少しずつ投入する
 現在も稼働している水窪の製粉所
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 ちなみに 囲炉裏の画像  
 
 
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