など

 
 
 2025/3/2 郷土料理講習会
クルミは水窪の食文化に欠かせない食材です。
しかし近年クルミを拾う人は少なくなり
道路に落ちたものを車が轢いて通ります。
洗って乾かし炒って殻を割り実を取り出して調理する、
確かに手間のかかる食材ですが水窪の先人は
そうしてご馳走づくりをしてきたのです。
大切な水窪の文化の宝が消えていこうとしていることに
危機感を抱きます。
皆で勉強して次世代に残して行きたいものです。
 
 クルミを拾ったら
くるみは二百十日、9月1日頃が拾い時と言われます。
拾ったら入れ物に入れて周りの果肉を腐らせます
2か月位するとべたべたになり殻の部分が出てきます。
川にもっていき ゆすい籠に入れて洗います。
あらむしろに広げしっかり乾かします。
ネズミやリスに運ばれないよう しっかり管理します。
 
クルミの実の取り出し方 
 
 
 
 
 
 
 
クルミをフライパン等で乾煎りします。
しばらくすると殻の割れ目が開いてきます。
そうしたら金槌で叩いたり 道具を使って殻を割り
竹串など先のとがったものを使って実を取り出します。
その時殻が混じらないよう慎重に作業します。
 
 
 
 
 
 蒟蒻のクルミ和え
材料: クルミ40g 糸こんにゃく1袋
     砂糖大さじ1~2 塩小さじ2分の1 
・糸こんにゃくは食べやすい長さに切り、
茹でたら砂糖と塩で味付けする。

 
 
 ・クルミはすり鉢で荒くすって、
冷ましたお茶を少しづつたらしながら
すりこ木ですっていくとクルミが白く変わります。
砂糖を少し入れて味付けをします。
このクルミにお茶を入れて白くするという方法は 
全国で水窪だけだといいます。
今ではSNSや結婚など人の交流で
広く普及しているようですが・・・。
 
 
 ・味付けをした糸こんにゃくを、クルミをすった
すり鉢に入れて和える。
 
 
 
 クルミ豆腐
 材料:クルミ200g 片栗粉半カップ
・すり鉢でクルミを良くすり 鍋に入れる。 
・片栗粉は水に溶いておき、クルミの入った鍋に
少しづつ入れて固まり具合を見ながら練る。
フツッとしたら中火にして更にフツッとしたら
フライパンを下にしいて練っていく。
・ヘラで のの字に練っていく時、
フライパンの底が見える程に固まってきたら 
容器に入れて粗熱をとり、
冷蔵庫に入れて冷やす。 
 
 
 
 
五平餅のクルミ味噌 
材料:うるち米のごはん4合 クルミ100g 
    味噌大さじ5 砂糖大さじ4 
 ・ご飯は米を水に浸して普通の硬さに炊く
・炊きあがったら すりこ木で荒くつぶし
竹の型を使って直径3~4cmの輪切りの形にして
冷ましておく。 
・すり鉢にクルミを入れてすり、
そこに味噌も加えて よくすり合わせる。
湯冷ましで固さを調整し砂糖も加えて
クルミ味噌を作る。
 
 
 
 
・丸めたご飯が冷めたら串に刺して焼く。
少し焦げめがついたらクルミ味噌をつけて
少し炙る。

 
 
・芋の茎のクルミ和え 
 
 
・クルミは 他にたくさんの料理に使われます。
 ◎五目御飯
 ◎ふと巻き寿司
 ◎柚餅子
 ◎茶碗蒸し