年に2回 2月と10月の7日は、庄屋
の家で思いきり飲める楽しみの日
でした。

庄屋の家には 木こりや,細い竹トビ
1本で丸太を川で流す 川刈り人足
たちが集まります。

庄屋は思い切りのご馳走を作り 
赤白の半紙を角違いの三角に折り
先を割ってはさんだ都竹の御幣や
タカラ、わらツトに入れた大きな
ぼた餅を供えて、山の神に年中の
安全をお祈りしました。

後に、商工会活動や新生活運動
が活発になると町内の林業関係の
業者が一同に集まり安全祈願祭と
称して合同で行うようになりました。 
 
     
     
  大きなぼた餅はわらツトに入れて
庭の柿の木につるしました。 
 
     
     
  翌日 仕事場の山へ祀りました  
     
   NPO法人山に生きる会は 10月7
日を前に古民家料理店の石本静
子さんを講師にぼた餅の作り方を
確認しました。
9:00から 水窪支所山村開発セン
ターにて
 
     
     
   その前8:00から山の駅にて
足神神社宮司守屋治次氏の
祝詞を戴き山の無事を祈って
NPO法人山に生きる会の
「山の講」の神事を行った
 
     
     
   材料:もち米 2合  うるち米 1合

小豆 2カップ 
(今日は小豆が割れるくらいまで
茹でてあるものを使ってあんこを
煮る)


砂糖 500g 好みの甘さで
(砂糖を入れすぎると小豆本来の
美味しさが損なわれる)
塩  一つまみ
 
     
   作り方:
・小豆をさっと洗い大量(小豆の
約3倍)の水で茹でる
煮たって10~15分で色が変わ
ったらざるに上げ水気を切る

小豆にはポリフェノールや
多くの栄養素が含まれている
ので煮汁は捨てないようにした
ほうが良いと言われます


さらに3倍の水で茹でる。
煮たってあくが出てきたらすくい
ながら小豆がつぶれるくらい
まで茹でる講習会は時間の
関係でここまで用意してあった

茹でて柔らかくなった小豆に
砂糖を入れ焦がさないように
木べらで鍋の底をこするように
しながら煮ていく。
底をこすった跡へ両側から垂れ
込んで来なくなったらOKの目安。
最後に塩を一つまみ入れて練る。

 
     
     
     
     
     
   ・もち米とうるち米は洗い、
普段より長い時間水に浸して
から炊く。
米が煮えたら一つまみの塩を
入れて全体を混ぜ合わせ、
すりこぎで少しだけつぶす。
(半殺し)

卵型に丸めた餅に小豆の餡を
貼り付ける。
 
     
     
   お吸い物  
   
   煮干しと干し椎茸で出汁を
とる。
具は季節のものでよい
 
     
   今回は醬油で味をつけ最後に
みょうがを入れる
 
     
   出来上がったものに細いそう
めんを半分に折って柔らかく
なるまで煮る