「野鳥の森」には 数多くの植物昆虫などの宝庫となっており
NPO法人「山に生きる会」は 「野鳥の森」で調査を行い
樹木を葉で見分ける講習会を行いました。

オオイタヤメイゲツ(カエデ科)
本州・四国の冷涼な山地に生える
葉の径は6~10cm長さ7~12cm
切れ込みは多く、9~13裂
葉縁は鋸歯が鋭い
葉柄は長め、無毛。
クロモジ(クスノキ科)
長さ4~9cmの単葉は枝先に互生する。
枝を折ると爽快な良い香りがする。
枝を皮付きの楊枝にする。
ハウチワカエデ(カエデ科)
8~15cm、9~11中裂
葉裏の脈沿いに毛がある。
葉柄は短く、葉身の2分の一以下で白毛がある。

イヌブナ(ブナ科)
卵状楕円形あるいは長楕円形の葉が互生。
葉裏に白くて長い絹毛。
葉縁は波状鋸歯。
10~14対の側脈は鋸歯の凹部に至る。
コハクウンボク(エゴノキ科)
若枝は星状毛を密生。
葉縁上部は不ぞろいの大きな鋸歯、先端は突出。
6月ごろ、白い花が咲く。

マルバカエデ「別名:ヒトツバカエデ」(カエデ科)
葉身は、分裂せず、長さ7-17cm、幅6-12cmの卵状円心形で、
先端は尾状にとがり、基部は深い心形になり、
縁には波状の鋸歯がある。
秋には淡黄色に紅葉

ミヤマガマズミ(スイカズラ科)
葉は対生し、葉柄は長さ10-20mm 伏した長毛が生え
葉身は長さ6-14cm、幅4-9cm、形は倒卵形から広倒卵形で、
先端は急に細くなってとがり、基部は、円形、鈍形になり、
縁には浅い3角形の鋸歯がある
表面はわずかにへこみ裏面に突き出る
ミヤマザクラ(バラ科)
5~7cmの長楕円形の単葉を互生
葉縁は欠刻状重鋸歯
オオカメノキ(スイカズラ科)別名ムシカリ
10~15cm対生。
葉脚は心形。
葉の先端は尖り縁は全縁。
葉脈がシワ状に目立つ。
形が亀の甲羅に似ている。
サラサドウダン(ツツジ科)
落葉低木。
枝先に集まる葉が多い。
2~6cmの広卵形。
葉縁は細かい鋭鋸歯。
葉裏の脈えきに褐色毛が密生。
アオダモ(モクセイ科)別名コバノトネリコ
奇数羽状複葉を対生。
葉縁は細鋸歯。
材はバットに使用。

ツルアジサイ
ツルアジサイ(ユキノシタ科)
落葉 蔓性木本。
幹からの不定根で樹木などを這い登る。
葉は5~10cm
葉縁は細かい鋭鋸歯。
7~8月枝の先端に多数の細かい花が咲く。
周りの10個余りは装飾花。

バッコヤナギ
バッコヤナギ(ヤナギ科)別名ヤマネコヤナギ
羽状脈8~12cm
葉脈は表で凹む。
葉裏は縮れ毛を密生、白い。

ウリカエデ

ウリカエデ(カエデ科)
長さ3-8cm、幅1.5-5cm
分裂しないか、3浅裂し、ときに5裂する。変異が激しい。
真ん中の裂片の先端が長く伸びてとがる。
縁には不ぞろいの重鋸歯。

ヒナウチワカエデ
ヒナウチワカエデ(カエデ科)
9~11深裂。6~11cm。
葉縁は欠刻状重鋸歯。
葉の隙間が奥に行くほど広くなる感じ。
葉柄は3~5cm無毛。