鶏冠山GPS  100山調査報告書



鶏冠山(1510m)

水窪100山の鶏冠山(1510m)


熊伏山(1653m)と観音山(1418m)の中間部には 両側の切り立ったやせ尾根が 
のこぎりの刃のように、急な上り下りを繰り返しているところがあり、
鶏のトサカに見立てて 鶏冠山(トサカヤマ)と呼んでいます。


昨年2013年11月28日「山に生きる会」の会員 熊谷道子さんの 投稿で観音山と鶏冠山の山行きを紹介  


2013年の山登りを振り返って

 観音山、鶏冠山は水窪百山に選ばれている山である。今回の山登りはアクシ
デントだらけだった。

 登り始め一時間位たったであろうか、山道の辺り一面に群生した白いきのこ
のお出迎えに一同、 おー ‼
 そして観音山山頂へ、山頂の景観が前回とは違い様変わり、大木はなぎ倒
され新興宗教の施設(神殿)は土台だけとなった無惨な姿に、真逆と目を疑
った。季節外れの台風に吹き飛ばされたのであろう、びっくりした。



 そして、次の山 鶏冠山を目指した。ニワトリの冠の様な山 急な斜面を
下り、ありとあらゆる物を摑みながら這い上がり 頂きへ登り詰めたのも束の
間、又、斜面を急降下 アップダウンの繰り返し、きつい、きついコースに
ヘトヘトになり、落ち葉で埋め尽くされた山道で数え切れない程尻餅をつい
た。



 今まで挑戦した水窪百山の中で 最っとも悪戦苦闘した山。
鶏冠山を踏破出来れば 水窪百山は何処でも行けるとお墨付きを頂き 少々
自信も湧いてきた、下山 途中振り返って眺める遠くの山の頂きは真っ白く雪
化粧をしていた。
平成25年11月28日 25年度最後の山登りだった。


 今年も立春を過ぎ一日毎に日が長くなり始め春の気配を感じる様になって
来た。

 下駄箱の中の登山靴の「春よ来い、早く来い、山登りがしたいなあ」
そんなつぶやきが聞こえて来そうな今日この頃である。
                                  熊谷道子



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