鹿の平 登山道
7月22日「鹿の平」危険個所整備・水場調査を行いました
迷いやすい箇所に 赤布をつけました。
NPO法人山に生きる会に送られてきたメールの中から
小田原市の常盤さんからのメールを
常盤さんの了解を得てご紹介させていただきます。
おはようございます。
神奈川県小田原市在住の常盤です。
お世話になります。
先日は、戸中川林道をはじめ水窪の道路の情報をありがとうございました。
13日(土)の「山に生きる会」が主催した野鳥の森ウォーキングはいかがだったでしょうか?
私は、13日(土)と14日(日)に長野県の知人(林業関係者)と二人で矢筈尾根経由で不動岳に行ってまいりました。
以下、山行のご報告をいたします。
山行コースは、
林道ゲート→西俣林道→矢筈山北峰→六呂場山→鹿ノ平(テント泊)→不動岳往復
→鹿ノ平→鎌崩ノ頭分岐→戸中川林道→林道ゲート
13日
矢筈山北峰、六呂場山では「山に生きる会」の山名標識を見ました。
矢筈尾根は歩きやすい美しい尾根でしたが、ジャンクションから鹿ノ平に取りつく悪場のあるコルまでは
痩せ尾根の連続で注意しながら歩きました。
重いザックを担いでいたのでバランスを崩すと滑落しそうな箇所が何ヶ所もありました。
悪場のあるコルは水音が聞こえ水場は近そうでした。コルから鹿ノ平までは、雪も付きはじめ滑りやすく、
一部笹をつかみながら急坂を登りました。
鹿ノ平では、4時過ぎになると気温が急低下し、氷点下になり水も凍りはじめました。
昨年の12月4日にも職場の同僚と鹿ノ平にテント泊しましたが、気温はもっと高く(もっと暖かく)、
長野の知人は「12月中旬の気温だな」と言っておりました。
知人は平気でしたが、私はまだ、冬の寒さに慣れていなかったせいか、一時、低体温症になりそうでした。
高木さんから昨年メールでいただいた水場の地図ですが、知人が一人で水場まで行って水を汲んできましたが、
100mほど下り、往復40分以上かかり、登りの笹こぎがひどく大変だったようです。
水場としてはあまり良くないようです。
14日
早朝、多分、風速10m以上の猛烈な風の中を不動岳まで往復、ガスが湧いていて山頂からの展望はほとんどなく、
また、非常に寒く、樹木には「エビのしっぽ」が付いており不動岳は冬山でした。
帰路、鎌崩ノ頭分岐に着くころ天候も回復、鹿ノ平と不動岳を眺望でき、以後ゆっくり下山しました。
不動岳山頂で水窪の山を眺望できなかったのは残念ですが、山に詳しい知人と一緒に山行できたのは良かったです。
ところで、
山行前日の12日(金)、水窪民俗資料館に寄りました。管理人の坂本貞夫さんとは以前もお会いしたことがあり、
話しがはずみましたが、帰り際、「山いき隊員だより」令和3年10月号(№24)をいただきました。
それには熊谷さんが、今年の7月に鹿ノ平に行かれたことが写真付きで掲載されていました。
鎌崩ノ頭尾根から下山中、比較的新しいピンクのテープをあちこちで見たのですが、熊谷さんが付けたのですか?
それと、昨日(19日)、ネットで不動岳での遭難記事を見たのですが、
どういう状況で遭難したのでしょうか、下山中の道迷い遭難ですか?
山に生きる会のみなさんも(熊谷さんや高木さんも)捜索に出かけたのですか?
どちらにせよ自力で無事に下山できたのは良かったですね。
長々と書いてすいません。
今後ともよろしくお願いいたします。
鎌薙ぎの頭分岐から見た不動岳
不動岳からの下り
不動岳山頂付近で見たエビのしっぽ