標高700メートルの塩沢集落からの眺望

NPO法人山に生きる会では、夏焼山~塩沢山ハイキングを行いました。飯田線大嵐駅と 小和田駅を使ってアイヌの測量士川村カ子トにも思いを馳せる山行きでした。 このハイキングの感想文を熊谷道子さんから戴きました。

        笑顔に出会いへ大満足の山旅

NPO法人「山に生きる会」主催の夏焼山と塩沢集落への山旅に参加、飯田線水窪駅を出発、大嵐駅で下車、夏焼山を目指した、夏焼集落出身のKさんも同行、廃村となった村の神社の庭で、過ぎ去りし昔を懐かしむように、当時の村の様子の説明をされた。

うれしそうに、また楽しそうに思い出話をする古老の顔は生き生きと輝いていた。

途中、眼下に合併前、日本一小さい村と呼ばれていた富山村が一望できた、山を下り第二の目的地へ、大嵐駅を出発し静岡、愛知、長野の三県境に位置する小和田駅で下車、塩沢集落を目指し登り始めた、点在する廃屋を目にしながら、標高七百メートルの集落まで登り詰めた、素晴らしい眺望に目を見張りながら、山に生き、山に生かされてきたであろう、これまた生き生きとした顔をした集落のおばさんと出会い、会話も弾んだ。

Kさん、おばあさんのすてきな笑顔に出会えた今回の山旅には大満足だった。

                                      投稿 熊谷 道子さん

       
 飯田線 水窪駅を出発    夏焼集落出身のKさん  
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 木々の間から見える 元、富山村    三県境界の小和田駅  
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 塩沢集落の廃屋    山に生き山に生かされてきたおばさんの笑顔  
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