NPO法人山に生きる会は11月17日水窪小学校3・4年児童の
池の平ウォーキングに同行しサポートを行いました。
山に生きる会の理事長は杉の木の横線を指し示して水がわいた時
ここまで たまったと説明しました。
登山口に設置された登山ポストについて説明をしました。
杉の木が倒れて道をふさいでいました。
のこぎりで切って通行できるようにする作業を体験してもらいました。
「振り返り坂」ここから高根城が見えます。
みなさま おなじみの 池の平にまつわるお話。
高根城が 遠山勢と奥山勢の連合軍に攻められ火の海からやっとのことで城を抜け出した奥方おかわ御前 両手に2人の子供を抱え水窪川を渡ろうとしましたが 激しい流れで石に足をすくわれ 赤子1人を急流に奪われてしまいました。
まつわりつく着物のすそをたくしあげ 3つの子を背負い山へ逃げ込みました。ちょうど この辺りで振り返り 焼け落ちた高根城の残り火がちょろちょろと燃えているのを見ながら必死で 池の平まで来て、迫りくる追っ手の足音に かやの中に身を潜めていましたが子供が空腹と恐怖で泣き出し 追っ手に見つかって2人とも殺されてしまいました。
この辺りのカヤは飛び散った血で真っ赤に染まり 今でも切ってみると中は赤いといいます。