100山調査報告書


 ( コース 1 ) 中ノ尾根山コース     

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中ノ尾根山~ドーム~三又山~笠松山、このコースは歩行時間が長いので 日の長い時期に登るのがいいと思います。
中ノ尾根山は二等三角点となっており 遠州一、浜松一の高峰、学術参考保護林などにも指定されています。
また、付近には絶滅危惧植物に指定されているマンシュウクロカワスゲ、コハクランなどの生育地もあり学術的にも貴重な
植物が生育している山です。

山頂にはコメツガ、トウヒなどの原生林に囲まれ眺望はありませんが、登山途中にはトリカブトの群生地や富士見平という
富士山がきれいに見える絶景ポイントがあり富士山を眺めながら一息ついて山頂を目指すのもいいと思います。

北へ少し下り細い尾根を登り返すとドームです。ガイドブックなどでは ヨモギ沢の頭と呼んでいますが、水窪方面を覗くと
白倉川の源流となっています。誰が名づけたのか 遠くから見ますとドームの形をした山で良くわかります。南アルプスの
光岳がハイマツの南限と言われていますが、ここでも少し見ることができ、ハイマツの実を好物としているホシガラスも見ら
れました。

痩せ尾根を北へ少し下り 小さなコルをひとつ越え 登り返すと三又山到着です。その名のとおり駿河、遠州、信州と三方
に尾根を分けた国境の山で 南側は白倉谷が良く見え、遠くに黒沢山などが見え 北方面には光岳の白い岩も見え展望
の良い山です。

そして南の方向に向かってイワカガミの群生する岩場のある尾根を通過し 少し行った所が笠松山です。単発で登る人は
いない山で、光岳方面へ縦走して行く時などに通過する山で 大きな尾根が兵越峠を経て中根山方面へ続いています。
下山途中は平坦地が多く支尾根も幾つかあり、迷い易い箇所があるのでルートを見失わないよう白倉川橋に下ります。