朝霧の彼方に 霞む 青薙山
(西浦田楽に来た神々に別れを告げる儀式。
この頃 青薙山に日が昇り祭りが終わる)
水窪の主婦熊谷道子さんの中日新聞投稿記事
青薙山の山頂から眼下にたずむ観音堂を拝む
山に生きる会作成の 「水窪100山」 の一つ、青薙山の山頂から眼下にたたずむ観音堂を拝むことができる。 毎年旧暦1月18日、国の重要無形民俗文化財に指定されている西浦田楽が始まる。五穀豊穣、無病息災を祈願しながら、夜を徹して披露される。青薙山の方向に日が昇る直前、終を告げる。 この日を境に なぜか春の足音を身近に感じるようになる。神様が天から舞い降りるとき、春を お土産に運んでくるのだろうか? テンテコテンと観音堂になり響く太鼓の音に春の足音を感じ取った青薙山の木々も眠りから覚め、芽吹きの支度を始めるであろう。 |