水窪100山の調査を終えて



 全山調査を終了できたことは会員の皆さん、そして陰で支えてくださった地域の方々のおかげと感謝しています。
何より嬉しかった事は、大きな事故もなく無事終了したことです。実生えの桧、ヒメシャラなど、それぞれのお気に入りの杖を作り突きながら登りに登った100山。
 3年経てば一番履きよいと言って一刻に履いていた竹中君のズボンもどこかで引っ掛けたのか、見れば膝に当て布が、色焦げたザックと共に厳しかった山行の辛苦を物語っているようだ。
 振り返ってみれば歩いた事のない道や峠、恐ろしかった三つ森山の雷様、ヒコウキ平で出逢った熊、山ヒルの攻撃を交わしながらの調査は困難を要しましたが目的地に到着、山頂標識を取り付けた時の達成感は登った人だけが味わうことのできる最高のご褒美でした。
 調査を終えて思う事は、百の頂に百の喜びありと深田久弥氏が語っていた様にまったくそのとおりでした。この仕事は会の宝物の一つに成ると思います。
 これからも会の目的の一つである自然を大切にし、それを後世に残していく活動を続けて行く様心掛け、とりあえず偉業を成し遂げた満足感に酔いしれながら日誌を閉じる事とします。



NPO法人山に生きる会では 水窪の山を100座選定し「水窪100山」として制定するべく、現地調査と山頂標識の設置を3年かけて行いました。
重い木の板を背負って険しい水窪の山へ登った「水窪100山調査班」の皆さん本当にご苦労様でした。
調査班の熊谷修さんから感想文を頂きました。